新しい図書館どうつくる?
1973年の開館以来、市民に親しまれてきた今の図書館。
建てられて約50年となる今の施設には課題がたくさん。
そこで、新しい図書館をつくる計画が動き出しています。
新花巻図書館整備のこれまでの歩み
-
2011年12月〜
「図書館整備市民懇話会」を置きワークショップなどを行いました
-
2012年10月
「こんな図書館にしてほしい」市民の思いがつまった提案
「花巻図書館への提言」が出されました
-
2013年5月
「花巻中央図書館基本計画」がつくられました
-
2014年3月
候補地の土壌汚染が分かり、計画は止まってしまうことに -
2016年
「立地適正化計画」まちづくりを見直し、コンパクトで住みやすい花巻へ
-
2017年8月
新しい図書館づくりの土台となる考え方
「新花巻図書館整備基本構想」が
つくられました -
2020年1月
「新花巻図書館複合施設整備事業構想」を発表しました
-
多くの意見をいただき、
構想を練り直すことに -
2020年7月〜10月
みんなが使いたくなる図書館にするために
市民対象のとしょかんワークショップ
を開きました -
2021年1月〜2月
市民対象のオンライン意見交換会を開きました
-
2021年4月〜
よりよい計画をつくるため専門的な意見をきいています
新花巻図書館整備基本計画試案
検討会議を開いています
これからの取り組み予定
新しい図書館のオープンに向けて、これからの大まかな予定をご紹介いたします。
基本計画(案)をつくって市民のみなさんに見てもらい、広く意見を集めます。
建設候補地の中から、みなさんの意見をもとに建てる場所を決めます。
いただいた意見を取り入れ、基本計画をつくります。
建物の完成イメージや工事費用をおおまかに決めます。(基本設計)
基本設計をもとに、より詳しく工事の内容や費用を決めます。(実施設計)
建築工事
新花巻図書館オープン
みらいの図書館をつくるために
図書館は本を借りる場所、静かに読書する場所、学生が勉強する場所、そのようなイメージは大きく変化しています。待ち合わせの場所、家族や子どもと行く場所、イベントを行っている場所、そんなアクティブで身近な図書館が今各地でつくられています。もちろん、図書館の本質的な機能である図書や記録などの資料を提供することは当然です。これまで図書館は、「一部の人だけが使うもの」という認識で容認されてきたのではないでしょうか。住民の共有財産である図書館は、できるだけ多くの住民が使うものであるべきで、できるだけ多くの住民の意見を聞いて、その願いを形にすることが必要です。
図書館が身近なものとなり、多くの皆さんのみらいをつくる図書館になることを願います。