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みんなではなそう みらいの図書館

さまざまな市民の意見を取り入れるために開いたワークショップです。

みんなが使いたくなる図書館に近づく、貴重な声をたくさん聞くことができました。

ワークショップ

ホームワークショップ第5回 「つくってみよう みんなのとしょかん(2)」
一般編

第5回 「つくってみよう みんなのとしょかん(2)」

● 日時2020年10月25日(日) 9:00~12:30
● 場所花巻市交流会館 交流スペース
● テーマつくってみよう みんなのとしょかん②
● 参加者32 名
● アドバイザー富士大学教授 早川 光彦 氏

説明

最終回となる今回は、初めに、生涯学習部長からこれまで市が検討してきた建設場所や、複合施設の
構想について説明を行いました。市では、立地適正化計画の都市機能誘導区域内で、まなび学園周辺と花巻駅東口周辺の7つの案を検討しています。どの場所でも延床面積は4,500 ㎡で、可能な限り 2 階建てを基準としています。それぞれの候補地に建設した場合の計画平面図や、駐車場台数などの整備計画、建設スケジュールなどをお話ししました。

また、令和元年1月29日に公表した、「新花巻図書館複合施設整備事業構想」として、駅前に住宅を含めた複合施設を公民連携で建設する構想について説明を行いました。この構想については、その後具体化するために必要な調査までは行っておらず、建設場所や複合施設等について今回のワークショップを含め、市民のみなさんからご意見を伺っていきたいというものです。

このワークショップでは、これまで参加者の皆さんが理想の図書館を話し合いながら、サービスや図書館の機能についても具体的な内容を積みあげてきました。今回はこれまで考えてきた図書館の機能が一番発揮される場所はどこか、7つの案に限らず、柔軟に考えていただきたいということで後半の話し合いに移りました。

グループワーク

これまでの話し合いで多くの班から「みんなが使いやすい図書館」というキーワードが出ました。子どもたち、学生、お母さん、高齢者、障がいを持っている方…どんな人でも来やすく、居心地がいい場所とするために、どこに図書館があったらいいのか。また普段は大迫、石鳥谷、東和の各地域にある図書館を使う人も、休日にゆっくり過ごしたり、高度な調べものをしたいときなどに、全市民が使える中央図書館として機能を活かせる場所はどこなのかなど、前回の話し合いの内容を振り返2りながら話し合いました。

最後に「まなび学園周辺」「花巻駅東口周辺」「その他」の大きく3つに分けて、各場所に建設した場合のメリットやデメリットなど、話し合った内容を発表しました。それぞれの候補地でよい点も課題となる点もあるものの、「図書館が
魅力的であれば、場所はどこであろうと絶対に行く」、「市外に出た若者が帰ってきたときに、やっぱり花巻っていいなと思える図書館になってほしい」などの意見もありました。

講評

その後、早川氏より次のとおり全体の講評をいただきました。

・今後、図書館の建設に求められる機能が幅広く網羅された意見やアイディアが出たワークショップとなりました。市も、参加者のみなさんからたくさんの選択肢を提案いただいたと思います。
・いくつもの自治体の図書館建設に関わってきましたが、これほどレベルの高いワークショップは初めてでした。
・このワークショップでは、これまで「図書館がこういうところであってほしい」「こういう機能を持った図書館にしたい」という話し合いを重ねたうえで、その図書館を実現するためにはどこの場所がいいか、という考え方で進めることができました。場所ありきではなく、一番望ましい形で議論をすることができました。
・参加者も市の職員も、全員で学びながら「いい図書館を実現したい」と一緒に取り組んできたこのワークショップは、花巻のこれからの図書館づくりに重要な役割を果たしていくと思います。

参加者のアンケートから

・今回のワークショップでは、様々な意見が出ましたが、求める、望むものの方向性は皆、同じ方を向いていたと思います。ぜひ、今までを踏まえて良い図書館ができたらいいなと思います。
・新しい図書館に対する参加者の気持ちのもりあがりを消さずに今後に活かしてほしいです。
・どのようにワークショップの意見がとりあげられていくのか今後の進め方を見続けていきたいです。
・今後も協力しますので、すてきな図書館をいっしょに作りましょう!

今後の予定

今回のワークショップで話し合われた内容については市広報でも報告し、さらに各種団体との意見交換会を実施するとともに、市民の皆さまに任意で参加いただきご意見等をいただく市民意見交換会を 11 月末を目途に開催する予定です。その後「新花巻図書館整備基本計画」素案作成を経て、市民参画ガイドラインに基づく市民参画手続きを実施し基本計画の策定を目指していきます。市民意見交換会等の詳細は市広報やホームページで随時お知らせします。

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